住宅ローン控除中でも、ふるさと納税はやる価値あり
こんばんは、はくらいです。
以前にこんな記事を挙げさせていただいたのですが、、、
ふるさと納税について考えてみた。~iDeCo×住宅ローンxふるさと納税~
https://imasaraidx.theblog.me/posts/5451465
改めて制度について調べてみると、以前のエントリーでは
抜け落ちていたルールがあることを知りました。
結論から申しますと、
「住宅ローン控除で所得税が全額控除されていても、
上限内のふるさと納税(寄付)であれば、
自己負担は2,000円に抑えられる。
ただし、ワンストップ特例を適用させることが条件」
当初私は、(先の記事参照)
住宅ローン控除で所得税が全額控除されていると、
ふるさと納税における税額控除が十分に受けられない
=上限内の寄付でも2,000円より負担増。
と考えていました。
事実、ワンストップ特例を使わずに確定申告を行うとそうなります。
還付・控除金額の計算
所得税からの還付=(寄付金額 - 自己負担分2,000円) x 所得税率 × 1.021
住民税からの控除(基本)=(寄付金額 - 自己負担分2,000円) × 10%
住民税からの控除(特別)=(寄付金額 - 自己負担分2,000円) × (90% - 所得税率 × 1.021)
例えば、6万円の寄付金で所得税率10%だと、
所得税からの還付金は、約5,922円(端数ってどう処理するんだろう、、、)
住民税からの控除額は、5,800+約46,278=約40,748円
で合計約58,000円(自己負担2,000円)という事になるのですが、
住宅ローン控除で住民税が満額控除されてしまっていると、
それ以上還付する所得税がないので、実質還付されない事になります。
よって自己負担額は、2,000+5,922=7,922円になってしまいます。
※目の向け方を変えると、5,922円の還付はされて、住宅ローン減税額が5,922円減る。
(ここまでが前回までのおさらい)
がしかし!!
やっぱり気になってふるさと納税についていろいろ見ていたら、、、
「ワンストップ特例の場合は、住民税のみから控除される」
という事実を知りました。
さらに、楽天経済圏で生活われらには楽天ポイントの還元があります。
どういう仕組みかよくわからないのですが、ポイント還元を含めると全額還付どころか、
プラスになっちゃいます。
こりゃー使わない手はないですね!
ですが、一般庶民である私の考えとしての「ふるさと納税」の注意点が2つ
1.ふるさと納税で節税はできない。
2.忘れたころに収入増として戻ってくる
1について、
ふるさと納税の返礼品は、私のような一般庶民にとっては、いわば、ぜいたく品です。
普段の生活であれば、まあまず自分で購入することは無いものが多く並んでいます。
なので、私にとってのふるさと納税は、(楽天ポイント付与を考えなければ)
「ぜいたくな返礼品をバーゲン価格で買える制度」
要は、消費行動の一つでしかありません。
また、2について
ふるさと納税を使う時はそれとして、お金を減らすことになりますが、
戻ってくるときは、翌年の6月以降に住民税が減ることでの手取収入増というかたちでこっそり戻ってきます。
住宅ローン控除など、年末調整や確定申告で、「ドンッ」と明確に還付されるわけではないので、そのあたりはしっかり認識しておいた方が良いかと思います。
収入増えたと勘違いして無駄遣いしちゃったら勿体ないですよね?
(そもそも、資産運用や節税を考えて行動してる人は無駄遣いしないかもですが、、、)
ということで、住宅ローン控除を受けている間でも「ふるさと納税」の恩恵を十分享受できるという事を改めて知りましたので、今年は、妻にも理解を得ながら(←ここ重要)ふるさと納税してみたいと思います。
前回の最後に、
「何か大きな勘違いしてないかな、、、汗」
書いてるのですが、大きな勘違いというか認識不足がありましたね。
まだまだ、勉強不足です。
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